yohei-y:weblog

XML と REST/Web サービス関連の話題が中心の weblog です

2006-08-22

WEB+DB PRESS Vol.34

WEB+DB PRESS Vol.34 が届いたので読んでみました。

内容は naoya さんが書いてるとおり。 かなりいいかんじ。

まず僕が気になった記事は Web 認証 API 特集でした。 かなり基礎から最新動向までコンパクトにまとまった記事なので、 Web の認証まわりにそんなに詳しくない人に説明するのに丁度いいです。 ただ例がはてな認証APIばっかなので :-)、もう少し他の例があると嬉しかったです。

次に、弾さんの DHH インタビューも面白かった。 弾さんのインタビューの仕方がとても上手で、 DHH がいかにエンジニアとしてセンスいいかを引き出している感じでした。

あとは第一特集の性能改善かなあ。 この辺も Web 上を頑張って探せば見つけられるんだろうけど、 こういう風に紙媒体でまとまって読めると人に勧めやすいし、 体系的に書いてあるので自分が知らなかった使い方を発見できます。

これだけ Web に情報が溢れている現在、 紙媒体の従来メディアは存在意義を問われているわけですが、 WEB+DB PRESS さんは自身の立ち位置をちゃんと意識して すごく上手に企画をされていると思いました。

image WEB+DB PRESS Vol.34
WEB+DB PRESS Vol.34
WEB+DB PRESS編集部
技術評論社 2006-08-24

ラベル: ,

2006-08-20

XML の本当のメリットは拡張性を保証して構造化文書もマークアップできること

デジャビュを感じる

XMLの「本当のメリット」ってなに?

Matzにっき XML のメリット、デメリット

XML の仕様には歴史的・政治的理由でいろいろと不満な点があります。 これは XML をやればやるほど感じるものです。 しかし、拡張性を保証して構造化文書もマークアップしようとすると 選択肢は XML しかないのもまた事実です。

ということで、

  • 構造のあるデータが書けること(すずきひろのぶさん)

    別にS式でもYAMLでも書けますよね。拡張性のあるテキストのマークアップという意味(テキストが主、マークアップが従)ならSGMLの系譜を否定しませんが、データ記述や設定ファイルにまでとなると話は別です。

Matzにっき XML のメリット、デメリット(追記より)

結局はここに落ち着くのではないでしょうか。 XML というメタ言語の設計が構造化文書のマークアップに寄っているので、 データ記述や設定ファイルに使うとどうしても冗長性が鼻についてしまいます。 つまり用途によっては XML が最良の選択とはなりえないと僕も思います。 (参考: 檜山さんによる JSON と XML の比較)

あと「野良XML」のほとんどが名前空間を使っていない云々というのは 単なる印象っぽいので、どのくらいの割合で使っていないのか不明なんですが、 仮に名前空間を使っていない野良 XML であったとしても 将来的には名前空間を使って拡張することが可能になることは忘れてはいけないと思います(例: RSS 2.0)。

Open Data が叫ばれる昨今、Web 上を流通するデータフォーマットでは この拡張性というのは非常に重要な概念なのでやっぱりX重要

ラベル: , ,

2006-08-01

The Atom Publishing Protocol as Universal Web Glue

RSS and Atom in Action の人 Dave Johnson が TriXML 2006 で発表したスライド。74ページより

APP as universal web glue

フィードや APP はもはやブログだけのものではなく、 Atom の提供する entry と collection という汎用 XML と CRUD は Web 全体をつなぐ接着剤の役目を果たし始めていると。 APP を Web サービス基盤として捕らえるのがもう普通になってきた感じです。

ちなみに "The Atom Publishing Protocol as Universal Web Glue" というのは OSCON での Tim Bray のセッションのタイトルですね。

ラベル: