Webを支える技術ジュンク堂トークセッション(第4回卓人の部屋)総括
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ブログを書くまでがトークセッションです、と自分で言ってしまった手前書かないわけにはいかなくなってしまったわけです。
第4回卓人の部屋でしゃべってきました。 池袋のジュンク堂に行くのは2回目です。前回はRWSのPOPを置きに行ってきました。 ジュンク堂の6Fでは高橋会長の本を全力で応援するフェアというのをやっていた。
- Webを支える技術 ── HTTP、URI、HTML、そしてREST
- 山本 陽平
- 技術評論社 2010-04-08
とりあえずKPTで振り返ってみました。
- Keep
- トークセッションを満員御礼にできた
- taiさんが来てくれてた
- 高橋会長にたくさん話をふった
- いろいろな人と名刺交換した
- shuyoさんと久々に会った
- なんばさんに超久々に会った(そして××な話を聞いた)
- yojikさんやshot6さんと初めて会えた
- 私服の長田さんに会えた
- 発売日に増刷がかかった
- Problem
- 和田さんに負担をかけすぎた
- 開始が15分くらい遅れてしまった
- 会場を見回しながら話ができなかった
- ちょっと内輪な話をしすぎたか?
- もうちょっと穏便な発言をすべきだったような
- 話を伝えるのは難しい
- 咳しすぎ
- レオの質問にちゃんと答えられなかった
- オライリーの高さんの前でRWSをDISってしまった
- 懇親会で全員とお話できなかった
- JSONPは脆弱性だろjk、というコメントにogijunと簡単だからいいじゃんと軽く答えたんだけどもう少しまともに答えられれば良かった
- 高橋会長とお話できなかった
- POPを書いたのがそこそこ酔っ払ってから
- Try
- 事前に参加者リストをジュンク堂さんからもらう
- 体調管理は万全に
- 火曜日に本書の打ち上げがあるのでそこで高橋会長と和田さんとじっくり話す
- サインの練習
こうしてみるとProblemばかりですが、twitterやブログでの反応をみると満足してくださった方が多いようなので安心しました。
後から思ったこと。アドレスバーの話。アドレスバーに出現するURIをコピペできるのがWebの疎結合の源泉。 だからアドレスバーでURIが表示されてそれを別のアプリにコピペできることはとても重要。 これはレオさんの質問(URIでいいの?)に対する答のヒントになるかな。 URIのこのシンプルさと重要性はとても深くて、高橋さんのつっこみのWebのフラットさとかアーレントの件とかにつながるんだろうな。
トークセッション中に言及した書籍やリンクなどをご紹介しておきます。
- XML入門―HTMLの限界を打ち破るインターネットの新技術
- 村田 真
- 日本経済新聞社 1997-12
村田さんの本。もう絶版なんだよなー、もったいない。 この本はXMLの本なんですが、Webの本でもあります。 このころ検討されていたハイパーリンクの話は今読むと実は参考になるかも。
- 分散システム 原理とパラダイム 第2版
- アンドリュー・S・タネンバウム, マールティン・ファン・スティーン
- ピアソンエデュケーション 2009-01-23
分散システムの教科書。ちなみにタネンバウムと共著のスティーン先生のWebページではこの本を使った授業のスライドが入手できます。
- 楽々ERDレッスン (CodeZine BOOKS)
- (株)スターロジック 羽生 章洋
- 翔泳社 2006-04-18
リソースモデリングの話は羽生さんのこの本を目指して書いたのですが、とてもここまでは至りませんでした。 羽生さんは本当にすごいっす。ERDレッスンはWeb技術者必携の本です。
- ウェブ戦略としての「ユーザーエクスペリエンス」―5つの段階で考えるユーザー中心デザイン (Web designing books)
- Jesse James Garrett
- 毎日コミュニケーションズ 2005-02
僕はこの本で情報アーキテクチャを知りました。 著者のJesse James GarrettはAjaxという言葉を作った人です。 Amazonのレビューにもあるけど訳がちょっとやばいんですが、薄くてよい本です。
- Web情報アーキテクチャ―最適なサイト構築のための論理的アプローチ
- ルイス ローゼンフェルド, ピーター モービル
- オライリージャパン 2003-08
情報アーキテクチャ、ちゃんと学ぶならこちらの本の方がお勧めです。なんですがやっぱり訳が…。なんとかならないのかな、この状況。
最後に業務連絡なのですが、おかげさまで増刷がかかったため、2刷に向けて改訂作業中です。明日(2010-04-11)までにtwitterで#webtechbookをつけてつぶやいてもらえると、収集して反映します。こちらのWikiにまとめ中です。よろしくお願いします
ラベル: webtechbook