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XML と REST/Web サービス関連の話題が中心の weblog です

2007-10-12

AtomPub が RFC 5023 に/日本語訳を公開します

AtomPub がついに RFC になりました!

関係者のブログ

RFC になるまでずいぶんと長かったように感じますが、 その分完成度は上ったのだと思います。 interop もすでに何回も開催されており、その結果も良好です。

AtomPub は全ての、とはいかないまでも、多くの Web サービスのベースとなることが できるプロトコルです。 たとえば blog 、何らかのデータベース、画像/映像リポジトリ、 Wiki、カレンダー、ソーシャルブックマークなど、title/author/updated というメタデー タがあって、その読み書きができるサービスは全て AtomPub ベースの API を 出せる可能性があるでしょう。

さて、そんな AtomPub を会社の同僚と翻訳したので、公開したいと思います。

draft-15 から翻訳を始めたので、比較的長い時間レビューしていますが、 それでもミスや変なところがある可能性はあります。 もし何か問題があれば、ご連絡ください。

AtomPub 実装者の方々の一助となれば幸いです。

追記: 技評さんが gihyo.jp で取り上げてくれた

さらに追記(2007-10-21): WEB+DB PRESS の連載で AtomPub を取り上げています。 今月発売の Vol.41 では AtomPub で導入されたサービス文書やメディアエントリの解説をしています。

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WEB+DB PRESS Vol.41
WEB+DB PRESS編集部
技術評論社 2007-10-24

コレクションとエントリの基本を解説した Vol. 40 と合わせてどうぞ。

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WEB+DB PRESS Vol.40
WEB+DB PRESS編集部
技術評論社 2007-08-24

ちなみに Vol. 41 では RFC 5023 という番号を紙面に入れることができました。 正にぎりぎりの修正だったのですが、間に合ってよかった。

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2005-07-17

Atom 1.0

Atom Syndication Format 1.0 が Tim Bray からアナウンスされましたね。

いろいろなところで言及されていますが、 XML cover pages がいつもながら一番まとまっています。 ちなみに RSS/Atom のこれまでの流れは Robert Sayre の記事によくまとまっています。

これで syndication format の本命は RSS 2.0 と Atom 1.0 に絞られたわけですが、 これからどうなるか注目です。 両者の比較は Tim Bray のもの(日本語版)がありますが、 はっきりいって機能的にはそんなに違いませんね。 Atom 1.0 の方が後出しジャンケンなので全体的にすっきりしていますが、 普及状態から言うと圧倒的に RSS 2.0 が勝っています。

Atom の方はもちろん syndication format 単体で使えるのですが、 APP(って書くと「アプリ」を想像されそうなので AtomPP) がそろって初めて本領を発揮でしょうから、 AtomPP の標準化までにどれだけ syndication format が普及しているかも重要です。

ちなみに Atom 1.0 フィードの実例を見たい人はここからどうぞ。 blogger は Atom 1.0 に対応してくれるのかなあ…

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2005-06-10

REST -> AtomPP -> blog -> Permalink -> RSS/Atom -> Remixing (Ajax/Microformats/Folksonomy)

少し前の話だが、Blog Hackers Conference 2005 に行った。 miyagawa さんのキーノートも、naoya さんの講演も、キーワードは Web 2.0 (的なもの)だなという印象だった。

中でも特に気になったのはこのスライドで blog が missing piece を埋めた、という話だ。 こちらコメントにも書いたのだけれど、 ここでいう blog というのはいわゆる weblog system/service だけを指すのではなくて、 blog 周辺の技術 (RSS, Atom, AtomPP, REST, Permalink) が方法論として、プラットフォームとなる、というのがまっとうな解釈であろう。

僕自身もこのような Web 2.0 的なものが現在の主要な関心事になっていて、それをまとめたのがこの図である。

Web2

まず REST。 REST の詳細は REST 入門を見ていただきたいが、 ここでいいたいのは REST アーキテクチャスタイルの Web がすべての基本となる、ということである。 どんなサービスやアプリケーションを作るにしても REST は避けて通れない。

次に Atom Publishing Protocol (AtomPP; いわゆる AtomAPI) である。 AtomPP は REST で足りないところをきれいに補完するものだ。 RESTful Web で URI 経由でリソースに CRUD を適用できるようになっただけでは、まだ難しい。 AtomPP は REST の URI+CRUD でコンテンツをどう編集するかを具体的に規定した(する)プロトコルとして価値がある。 また AtomPP はその汎用性と拡張性から、 80/20 の法則で、ほとんどの Web サービスのベースとなるのではないかと予想する。

次に blog system/cms である。Wiki も含む。 これは REST ベースの AtomPP 上に実現された、まさにプラットフォームである。 blog/cms がもたらした効能はたくさんある。 まず第一に Web 上のコンテンツ作成の敷居を大幅に下げた点。 次に、(X)HTML の長年の夢である文書構造とスタイルの分離を推進した点。 さらにその進化版として、構造化文書+メタデータの作成を簡単にすることも期待される。 そして最も大きいのは各種最新技術のテストベッドとして、 アルファギークの格好のおもちゃとなっている点である。

Permalink は REST の思想のひとつだ。 すべてのリソースはそれぞれ URI を持つ。 もちろんこのときに "Cool URIs don't Change" であるべきだ。 この永続的な URI を手作業で作成・管理していくのは難しい。 昔ながらの Web サイト作りではどうしてもリンク切れが発生する。 しかしそれも blog システムや CMS の普及でツールに任せる時代がやってきた。 また、AtomPP はもちろん Permalink をベースとしている。

みなさんご存知の各種 RSS および Atom Syndication Format はコンテンツ配信、特に syndication が目的だ。 Permalink, blog, AtomPP と組み合わせることで、浮動的なコンテンツを実現する。 (TODO もうちょっと RSS/Atom の本当の価値を検討する必要があるな)

少し毛色が変わって Folksonomy は tagging やはてなブックマークのようなゆるいソーシャルサービスも含む。 こいつがすごいところは、コンテンツ作成者以外にコンテンツとメタデータ作成の門戸を開いたところである。 それまで、ブロガーが独占してきたコンテンツ作成という特権を、 blog を書かない大多数の人々に tagging やコメントという形で開放したところである。 もちろん大勢の人々によるメタデータの補完という価値もある。 ちなみに、ソーシャルブックマークで tagging するためには、もちろん Permalink が必要である。

Microformats が実現するのはコンテンツの更なる細分化である。 Permalink で記事単位になったコンテンツを semantics で分解してプログラムからアクセスできるようになる。 現状では microformat なコンテンツを作成するハードルは高いが、 これは blog/cms がじきに解決する問題だろう。

Ajax、ここはいわゆる Ajax だけじゃなくて greasemonkey とか動的言語とか、そういう気持ちも入っている。 simple で practical な hack 環境。

そして、最後に行き着くところは Remixing Culture である。 REST/AtomPP/Permalink でコンテンツ編集のためのアーキテクチャが整い、 その実装としての blog システムが整備され、 RSS/Atom でコンテンツが再編集しやすい形で配信し、 Folksonomy/Microformats でセマンティクスが補完され、 Ajax で Remix する。

若干酔っ払ってるのでまとまりないですが、最近考えてるのはこんなことです。

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